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伊藤若冲の鳥獣花木図 屏風 升目描きについて雑考 04 [Des notes sans fin φ(。。)]


2017 伊藤若冲展@相国寺



来年も小規模ながら 伊藤若冲のホーム 相国寺では生誕300年の記念展示があります.
旧友と静岡県立美術館が所蔵する《樹花鳥獣図屏風》を初めて見た印象を交換したところ
友人は これ伊藤若冲? ワタシは 鳥獣花木屏風のダブバージョン....

ダブとは 音楽用語 - ダブ[dub]の解説 - すでに録音した曲にエコーやディレイなどの エフェクトや、テープ処理をして、別の曲として作り直すこと。そうしてできた曲は「ダブ・ バージョン」または「ダブ・ミックス」という。もとはレゲエの世界から生まれた言葉


最近 眼にする雑誌で言及されている
升目描き- 西陣織の下絵の正絵(しょうえ)にヒントを得たとの説にもワタシは依然として? 裏彩色=絹地の裏側に彩色を施すテクニック(これ自体 伊藤若冲に独自な手法ではない cf 美術の手帖 絹から紙に媒体が移行する際にみられなくなった)
を駆使した伊藤若冲が 平面構成をする際 細く濃い墨のグリッド線のいわば下敷きを製作現場で使用していたことは容易に推論できます. 正絵はその程度の貢献にすぎないのではないか? 伊藤若冲の真骨頂は 点描しかも正方=空間を順列 組み合わせることによって表象した点 つまりは 均一な正方=方陣を基本的構成要素にした点にあるような印象は拭えません. 

また関連して 丹青活手妙通神 の烙印がある  友人いわく,自分で いいね!マーク,
  絵の色彩に 緑の顔料が多く使われていることが指摘できます. 仮にこの緑が 群青と黄檗をmixして彩色されたことによるのであれば 黄檗宗の経典 原稿用紙のプロトタイプ 明朝体の版木と何らかの関係があるのではないか? この連想≒妄想も又蘇りました.(御粗末)